ひびノート

日々のこと、ひび割れのこと

5月2日

クラフト・エヴィング商會こと、吉田篤弘吉田浩美両氏の作品が好きで、時々ふと読みたくなる。地面から数ミリだけ浮いているみたいな優しい非現実感が心地よい。

先日発売された新刊「月とコーヒー デミタス」の発売記念で開催されたトークショーアーカイブを聴いている。夫婦で仕事をするって、どんな感じなんだろうな、と思ってから、我が家も家族内に同業者が最大四人いた家庭であったと思い出す。私も含まれているが、同業者が家庭内にいると、悩んだ時に相談しやすい一方、仕事と家庭が切り離しにくくなる。一長一短だ。

「ノートを手に入れたら土地を手に入れたようなものです。白い紙は可能性であり、そこに何かが生まれるかもしれないわけです。」ってもうそれだけで小説書けそうな言葉が飛び出す。私はあんまり面白い家を建てられる人間じゃないけど、土地としての白いノート、すごく前向きになれて良いなと思った。